2023年7月15日(土)
根室空襲から78年目となる今年も、鳴海公園にある「平和祈念の碑」の前で、根室空襲犠牲者追悼のつどいが開かれ、約30人が参加しました。
前々日に根室高校の生徒さんたちがきれいに清掃してくださった平和祈念の碑を前に、参加された方々は悲惨な空襲による犠牲者の冥福を祈り、平和への思いを誓いました。
体調不良のため当日欠席された根室空襲研究会の細川憲了会長(ねむろ「九条の会」代表世話人)が起草した『追悼の言葉』を、近藤敬幸事務局長(ねむろ「九条の会」副代表)が紹介しました
追悼の言葉は永久に戦争をしない平和国家として多くの国から信頼されてきた78年でしたが、「次第に戦争の出来る国へと進んでいる現状は、戦争犠牲者に対しての拭い難い冒涜であり、国民の人生を奪う暴挙」と指摘。
そしていま私たちに出来ることは「憲法9条を守り世界に向かって戦争をしない日本を守っていく覚悟こそが戦争犠牲者の方々の無念に沿う、ただ一つの道であると考える」と述べました