2025年11月29日土曜日

「治安維持法の時代を 考える講演会」を開催しました

 2025年11月29日

根室市総合文化会館で「治安維持法の時代を考える講演会」を開催しました。
講師は東京藝術大学講師の川嶋均氏です。
市内外から約50名の方が参加し、熱心に耳を傾けました。

講師の川嶋氏は、現在東京藝大のドイツ語講師。
2015年に「自由と平和のための東京藝術大学有志の会」を立ち上げ、17年から20年にかけ《芸術と憲法を考える連続講座》を毎月開催、その企画・運営に携わる中で、北海道で美術教育が弾圧された「生活図画事件」の調査に着手、埋もれた資料・関係者を探して各地を歩いています。

川嶋氏は特高警察がいかにして罪をでっちあげ、熱心な教師たちを弾圧していったかを、膨大な資料を基に分析し、参加者に分かりやすくお話しされました。
また最近の危険な情勢に触れ、日本国憲法に謳われている戦争放棄や表現の自由、人権や民主主義の重要性を強調されました。


2025年11月3日月曜日

「治安維持法の時代を 考える講演会」を開催します

2025年11月3日

今年は治安維持法100年となります
 
1925年に制定された治安維持法は2度の改正を経て弾圧対象を広げ、特高警察は多くの民主運動や文化・教育、宗教まで取り締まりました
北海道でも厚床尋常小学校に勤務していた横山眞をはじめ教員が大量検挙、投獄されました
これらの悲惨な事件を通して激動の昭和時代を振り返りながら、日本を再び「戦争する国」としないために、みなさんと一緒に考えたいと思います

日時 2025年11月29日(土) 午後1時30分~午後3時30分
場所 根室市総合文化会館 第2講座室
講師 川嶋 均氏(東京藝術大学講師)

参加料は無料です
どなたでもお気軽にご参加ください!


2025年7月16日水曜日

空襲の惨禍を後世に語り継ぐ 根室空襲80周年展と若手記者等の講演会

2025年7月16日

終戦と根室空襲から80周年の節目にあたる今年、7月11日~15日に市主催の「根室空襲80周年展」が市総合文化会館で開催されました。
12日・13日には若手の新聞記者や空襲体験者の方々による講演会も実施。
二日間で市民ら約140人が参加され、戦争と空襲の悲惨さを学ぶ大切な機会となりました。

空襲展は当時の被害状況を伝える写真や、千人針や寄せ書きなど実際に使用された品々が展示されました。
また根室空襲研究会が作成した空襲に使用された米軍機の模型、建設にあたり多くの朝鮮人労働者の犠牲を強いた牧の内飛行場に関する解説パネル、一般兵士の宿舎として建設され戦後も使用されたという日輪兵舎の模型などが展示されました。
空襲展の期間中は多くの市民らが訪れ、来場者に展示資料の解説をした根室空襲研究会の近藤敬幸事務局長は「二時間ほども見学していた方もいた」と驚いていました。


二日連続して開催された関連講演会は北海道新聞社の若手記者二人が「記者がたどる戦争」として親族の戦争体験を記事にした内容について講演を行いました。

先川ひとみ氏は「101歳の祖父から受け継いだ戦争の記憶 満州事変の真実」という題で、満州事変のきっかけとなった柳条湖事件を祖父が見聞きしたこと、その後、満州国で五族共和を理念とする建国大学で理想を体験した半面、同じ大学で学ぶ中国人が当局に摘発されていた現実に矛盾を感じていた実態を取材した内容を語りました。
先川氏は生前に祖父が良く語っていた「戦争は人を狂気にする」という言葉を紹介し、「こうした時代を生き抜いた人の言葉であり、次の世代に残していきたい」と述べていました。

梶原康生氏は「語らぬ祖父が残した『沖縄戦記』」という題で沖縄戦に出征した祖父が持ち帰ったノートを巡り取材した内容を講演しました。家族には自身の戦争体験をあまり語らなかったそうですが、複数名の体験や聞き取った内容が書き留められた「沖縄戦記」という記録をもとに梶原氏は、祖父がどの部隊に所属し、どの戦地に赴いたのか等を調査しました。
「祖父は沖縄戦の過酷で悲惨な経験を語ることが出来なかったのではないか。だからこそ『沖縄戦記』を持ち帰って後世に伝えようとしたのではないか」と述べました。「時間が経過した戦争のことを調べるのは難しいが、みなさんの身近にある記録等から家族の戦争体験を知ることが出来るかもしれない。そうしたことを考えるきっかけとしてほしい」と語りました。

同じく講演会では、根室空襲研究会の近藤氏は終戦時に旧ソ連軍が北方四島に侵攻してきた当時の記録の朗読などを行いました。

空襲体験として、当時小学校三年生だった髙本政治氏は空襲から逃げた防空壕の中から見た赤く染まった空の景色を鮮明に覚えていることを語りました。

富山末子氏は根室空襲で叔母が亡くなった当時の様子について、菊池慶一氏の書籍朗読を交えて切々と語りました。



2025年7月15日火曜日

根室空襲犠牲者追悼のつどいが行われました

2025年7月15日

根室空襲から80年目の節目となる今年も、鳴海公園にある「平和祈念の碑」の前で、根室空襲犠牲者追悼のつどいが開かれました
根室空襲研究会とねむろ「九条の会」の共催です

市民ら約20人が参加し、悲惨な空襲による犠牲者の冥福を祈り、平和への思いを誓いました



2025年5月11日日曜日

「檻の中のライオン講演会inねむろ」開催しました

2025年5月11日

檻の中のライオン根室実行委員会が主催する「檻の中のライオン講演会inねむろ」を開催し、多くの市民のみなさんや近隣のまちからもご参加いただきました
楾大樹先生の軽妙な語りによる講演
とても楽しく学びの深い時間となりました
ありがとうございました





2025年5月3日土曜日

ねむろ「九条の会」と市民団体らが憲法記念日の集会開催

2025年5月3日

5月3日、1947年の施行から78年目の憲法記念日に
ねむろ「九条の会」と戦争させない・9条壊すな!総がかり行動根室実行委員会は、「2025憲法記念日 根室集会」を開催しました
小雨と強風の中、根労連など8団体16名がプラカードを手にリレートーク。
道行く人々に「憲法をいかし、命と暮らしを守ろう」などのアピールを街頭から行いました


ねむろ「九条の会」共同代表の神忠志は開会あいさつで、物価が高騰しているのに、国の予算はくらしや福祉・教育費に比べて、防衛予算の伸び率だけが異常に高い問題を指摘し、アメリカのやり方についていくだけの政権で良いのかと批判。
また「私たちの憲法は人類の進むべき方向をはっきりと示した憲法。現実の世界、現実の社会を、この憲法の法則に従って変えていくことがいま求められている」と訴えました。

参加した市民団体によるリレートークでは、
根労連の坂本事務局長は
「争いを戦争ではなく対話で解決しようというのが、2度の世界大戦を経て人類が到達をした歩み。日本の憲法を生かした対話による平和の枠組みづくりの先頭に政府が立つことこそ求められている」と述べました。

日本共産党根室市議会議員団の鈴木一彦市議は
「戦後、自衛隊が戦闘で命を落とす、命を奪うことが無かったのは戦争放棄の憲法があったからこそ。平和憲法と権力をしっかりと監視する日本国憲法を私たちはしっかりと守り、これからの世代に引き継いでいく」と決意を述べました。

根室母親連絡会の宇井代表は
昨年2月、北海道新聞「元兵士が語る」で、北斗小学校の校長を勤めた白野氏が3人の兄が戦死した体験の記事を紹介。
「子どもたち、孫たち、若者たち、次世代に戦争ではなく平和な暮らしを引き継ごう。憲法9条を守り、25条の生存権、婦人の尊厳、法の下の平等、学問の自由を大切にする憲法全条項を守り、ジェンダー平等、多様性を守る私たちの未来を話しかけさせよう」と訴えました。

新日本婦人の会根室支部の橋本さんは
看護師として医療現場で働いている経験から、憲法に生存権が謳われていながら、自分達の暮らしの現場ではそれが守られていない実態を患者さんの声として紹介。
「これ以上命を削らせない現場の声を、社会を動かす力に変えていこう」とし、「平和と人権を守る憲法を、もっと私たちの暮らしの中に活かしたいと願っている。医療の現場からも、暮らしの現場からも、命を守れ、人権を守れの声をもっと大きく届けよう。一緒に憲法を生かす社会を作っていこう」と訴えました。

北海道退職教員の会根室支部の手繰さんは
核兵器廃絶の問題ではウクライナ問題など世界各国が危機的な状況で日本の役割は「アメリカとともに戦争する国ではなく、核兵器禁止条約に参加し、グローバルサウスとの懸け橋となり、本当の意味で持続可能な社会、核なき世界に貢献すること」と指摘。
また学術会議の問題についても「権力が間違いを犯そうとしたときに、それに待ったをかけるのが学問、科学者の役割」として、学術会議解体法案に強い反対の声を上げました。

集会の「アピール宣言」をねむろ「九条の会」世話人の柴草さんが読み上げ採択しました

集会の閉会あいさつで立憲民主党の中村久市議は
広島の原爆死没者慰霊碑に刻まれている「過ちは繰り返しませぬから」という文言について、碑文を制作した雑賀忠義教授が「過ちを繰り返さない」という主語は私たち全世界の人々であると説明していることを紹介。
「こうした考えから戦争の悲惨さや憲法を考えるきっかけになって欲しい」と呼びかけました。

 また集会には立憲民主党の篠田奈保子衆議院議員より
『不断の努力が必要です。憲法は私たちが、声を上げ、行動しなければ守れません。これからも引き続き、みなさまと共に連帯していきます』とのメッセージが寄せられました。

2025年5月4日 北海道新聞

2025年5月4日 釧路新聞


2025年4月15日火曜日

「檻の中のライオン講演会inねむろ」のご案内

「檻の中のライオン講演会inねむろ」が開催されます
ぜひ、多くの皆さんのご参加を

日 時 2025年5月11日(日)15時〜17時30分
場 所 根室市総合文化会館
参加費 1000円 (憲法クリアファイルつき)
主 催 檻の中のライオン根室実行委員会

問い合わせ先 090-6875-8530 (宮尾さん)


※以下、フェイスブックより引用 https://fb.me/e/5r6tjgGp8

『檻の中のライオン~楽しくわかりやすい憲法のおはなし』
憲法がわたしたちの生活にどのように関わっているのか?
知っているようで、あまりピンとこない方も実は多いのではないでしょうか。
未来を担う子どもたちへできる限り生きやすい社会を残すために、まずは私たち大人が憲法の「そもそも」を学習しましょう!
お子さんがいる方、教育関係者の方、議員の方にも是非ご参加いただきたい講演会です!
受験にも出る憲法。10代の方もぜひ!

【講師 楾大樹さん】
1975年生まれ。ひろしま市民法律事務所所長・弁護士
「檻の中のライオン」講演は、市民だけでなく小中高校・大学や自治体、教育委員会、弁護士会なども主催し全都道府県で1100回以上開催。
憲法を「檻」・権力を「ライオン」にたとえ、イラストやパペットを使いながら解説。楽しくて分かりやすいと好評を博している。
著書
・「檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし」→憲法本としては異例のベストセラー。今いちばんわかりやすい憲法入門書として話題。中学校公民資料集に2018年度以降大きく掲載。私立中学入試、北海道公立高校入試、高卒認定試験(文科省実施)にも出題され、教育現場でも活用されている。
・「けんぽう絵本 おりとライオン」
・「檻を壊すライオン」


2025年5月3日 5・3憲法記念日の街頭アピール行動をおこないます

 ねむろ「九条の会」と戦争させない・9条壊すな!総がかり行動根室実行委員会は、憲法記念日の街頭宣伝活動をおこないます
ぜひ多くの方のご参加を!

日時 2025年5月3日(土)10時~
場所 根室市役所 前庭の周辺