根室空襲を語る ～根室空襲70周年展～

2015年7月18日

根室空襲研究会とねむろ「九条の会」が協力して、根室市教育委員会が主催する「根室空襲70周年展」が7月17日から19日まで開催されました

展示会場となった多目的ホールでは、市歴史と自然の資料館が保管する空襲前後の市内の様子を撮影した写真パネルや当時使われていた防空頭巾や飯盒などの生活用品、根室空襲研究会が収集や作成した根室空襲に関する資料、爆撃機の模型、日輪兵舎の復元模型、また米軍が撮影した根室港の爆撃の映像なども展示されていました

また資料の一部については、市文化会館のコリドールで27日まで展示されます

根室空襲当時の戦災写真

別海町で作成した根室管内の戦争遺跡のパネル

当時の生活用品など

日輪兵舎の模型

グラマンなど米軍機の資料

7月18日には、この70周年展の企画として同会場内で、「根室空襲を語る」企画が催されました。当時の貴重な体験を知る方々がお話をされ、市民ら約50名が聞き入りました。

開会あいさつをする細川憲了さん
（空襲研究会会長・ねむろ「九条の会」代表世話人）

根室空襲の概要を説明する近藤敬幸さん
（空襲研究会事務局長・ねむろ「九条の会」副代表）

厚床で体験した根室空襲の様子を語る波多雄志さん
（市議・ねむろ「九条の会」）

空襲体験者からのお手紙を代読

自らの空襲体験を語る田家政一さん