「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動根室実行委員会」は、7月16日の衆議院での安全法制の強行採決に抗議する緊急の集会とデモ行進を行いました
市民ら約50名が参加しました
ときわ台公園で行った集会では参加団体や参加者がそれぞれ戦争法案の強行採決に対する怒りのスピーチを述べ、
その後、市総合文化会館までの道のりを「戦争させない!」「憲法護ろう!」などとタイコ等のリズムに合わせてコールしながら、デモ行進しました
細川実行委員長
いま私たちにできることはたった一つ。国民一人一人がこの法案に反対し、平和を希求する人の輪を広げることだ。この法案を押し通そうとする国会議員を国会から追い出すまで続けなくてはならない。 未来の平和の為に一生懸命人の輪を広げ、反対の輪を広げていきましょう。
波多氏(社民党)
法案の強行採決は日本国憲法の持つ不戦の誓いと、立憲主義を根底から覆すものだ。法案に反対する国民の声を押しつぶす異常国会、数の暴挙に他ならない。国民が今求めているのは、違憲・欠陥・矛盾だらけの法案の撤回と廃案だ。
橋本氏(日本共産党)
安倍政権の支持率低下は、全国各地で行われているこうした運動の表れでもある。
法案の成立阻止に向けて全力でたたかう。
根労連
国会は連日の草の根の反対抗議に包囲されている。全国でも連鎖的な集会やデモが起こり、若者や母親などの自発的な行動と鮮烈な訴えが人々の心を動かしている。行動の輪をさらに広げ、圧倒的な世論で法案をストップすることが求められている。問われているのはこの国のあり方、日本社会の未来だ。
自治労根室市職労
かつての戦争は私たちに大きな傷と教訓を与えた。「戦争してはならない」というわかりやすい言葉が響いていないのが残念だ。戦争しない国づくりは戦争を経験した先人たちの魂の叫びだったはずだ。私たちが受け継いだ憲法は、子ども達や未来に受け継いでいかなければならない。
吉岡氏(参加者からのスピーチ)
70年前、父は原爆に遭い、母は鳴海町にいて周りの方が大勢亡くなった。
根室は千島・北千島への武器弾薬・兵員を送る兵站の中継地であり、また本土防衛に備えた前線基地でもあった。そのために米軍の空襲に遭った。戦争には前線も後方支援もない。空襲で約400名の何の罪もない一般市民が亡くなった。そしてソ連に千島を不法占拠され、領土ばかりか海も占拠された。戦後70年、根室は苦難の道を進んできた。昨今のサケマス問題なども、すべて戦争の負の遺産であり、戦後処理がしっかりしていない結果だ。
戦争は絶対に起こしてはならない。何の罪もない一般市民が被害をこうむる。国民・主権を守ることは国として大事なこと。国民のための政治であり、安倍晋三のための政治ではない。
今こそ声を大きくして戦争法案反対、平和を守る、基本的人権の尊重、平和主義、こういう世論を大きく盛り上げよう。
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