2015年5月3日(日) 15:00~ 根室市総合文化会館 第2講座室
今年は戦後70年、憲法施行から68年目をむかえます
ねむろ「九条の会」では、今年も『憲法記念日のつどい』を開催しました
会場いっぱいに市民の方々など約70名近く参加してくださいました
今年は北海道新聞情報サービス釧路編集センター記者の佐竹直子氏を講師に迎えて、戦前の治安維持法による冤罪事件として有名な北海道生活綴方事件について、記念講演を開催しました
ねむろ「九条の会」代表世話人の細川憲了はあいさつで
「今日ほど平和憲法が危うい時代はない。今日は作文教育が罪とされた時代についてお話し頂いて、不当に弾圧された戦前の事実を私たちは理解し、今の日本を考えるきっかけにしたい」と述べました
ねむろ「九条の会」代表世話人の細川憲了はあいさつで
「今日ほど平和憲法が危うい時代はない。今日は作文教育が罪とされた時代についてお話し頂いて、不当に弾圧された戦前の事実を私たちは理解し、今の日本を考えるきっかけにしたい」と述べました
佐竹記者は2013年11月から2014年6月にかけて北海道新聞夕刊根室釧路版に連載された北海道綴方教育連盟事件を取材した「獄中メモは問う」という記事を担当されました
当時の過酷な取り調べの様子など不条理な弾圧の実態について過去をさかのぼって詳細な取材をもとに書かれています
当時の過酷な取り調べの様子など不条理な弾圧の実態について過去をさかのぼって詳細な取材をもとに書かれています
北海道綴方教育連盟事件について、連載に関わる取材の苦労話も含めて講演をいただきました
軽妙な語り口で、お話に引き込まれます
取材された方との交流のお話には、会場の参加者も思わず涙する様子もみられました
また会場には、厚床小学校に勤務しこの生活綴方事件の犠牲になった先生の教え子だったという市民の方も参加されていました
この取材を始めたときは北海道生活綴方教育連盟事件について何も知らなかったという佐竹記者は、取材を進めていく中で当時の治安維持法が、現代の特定秘密保護法に関わる状況と似ていると感じるようになったと、いいます
※講演内容については、後日ご報告します
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